IT女子がお届けするオフィスワーク効率化・VBA技術紹介

ノンプログラマーによるノンプログラマーのためのやさしい解説付き

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働きながらプログラミングを独学で月100時間×3か月勉強した話

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以前、こんなツイートをしたら意外にも多くの反応があったので、その時の体験談を書いてみます。

働きながら独学で勉強した

2017年10月~12月の3か月間、普通のサラリーマンとして週5日働きながら勉強しました。

「はじめてプログラミング言語を習得するには200~300時間必要」とよく言われているとおり、自分の経験からもこれは納得です。

そして、なるべく短期集中型がオススメです。

働いていて時間の制約があるからこそ限られた時間で効率的に勉強できますし、

今の時代はネットも書籍もたくさんあるので、独学でも全く問題ないと思います。

VBAを勉強し始めたきっかけ

きっかけは「経理のルーチン作業・単調作業を効率化したい」でした。

手作業で1日かけてコツコツこなしていることが、ほんの数分で片付いちゃうのは感動ものですね!

勉強方法

勉強の材料は「会社の業務そのもの」でした。

「VBAを覚えてから業務をマクロ化する」のではなく

「業務をマクロ化しながらVBAを覚える」

実務ですぐに使えると習得が速いです!


勉強方法はいたってシンプルです。

  • ひたすらコードを書いて動かす
  • エラーが発生したら原因を調べる


「コードを書いて動かす」

あたりまえすぎて実行してない人、いませんか?

ネット上のコードを見て覚えた気になったり、コピペしてちょこっと修正したり…

それダメにゃー
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ネットのコードはコピペせず、真似るように一から書きましょう。


勉強するうえで気を付けていたこともただ一つだけです。
自分で意味のわからないコードは絶対に書かない

よくネット記事でみかける「おまじない」なんて存在しませんからね。

1行ずつしっかりと意味を理解しながら書きましょう!

使用書籍

この2冊です!(オススメ順)

①ExcelVBAを実務で使い倒す技術
高橋宣成(著)

200時間を超えて手ごたえを感じ始めた頃に購入した一冊です。

(もっとVBAを実務で使い倒したいなぁ~)と思っていた私の前に神のごとく登場!

「とにかく書いて動かす」だけを意識してた当時の自分にとって、

  • リーダブルコード
  • コーディングの発想を変える

という考え方は新しいものでした。

【脱・初級】を目指す人にオススメの一冊です。


②Excel VBA 本格入門 ~日常業務の自動化からアプリケーション開発まで~
大村 あつし(著)

タイトルのとおり「本格的」に「入門」したい人向けです。


1ページ目から読むというよりは、必要な時に必要なページを調べる「辞書」のように使っていました。

とりあえず動けばいいやという簡略的なものではなく、一つ一つの文法について理論的な解説が豊富な奥深い一冊です。

なぜ、月に100時間も勉強できたか?

ここからが本題です。

これほどに短期集中できた「原動力」は、負のエネルギーです。

負のエネルギーってなんだ?

って思いますよね。

まず、100時間の内訳は?

  1. 期間
    • 2017年10月~12月
  2. 勤務時間
    • 9:00~17:30(残業20h程度)土日休み
  3. 平日の勉強時間
    • 通勤往復の電車内はスマホで情報収集
    • 早めに出社して始業前に30分勉強
    • お昼休みに30分勉強
    • 帰宅後1日平均2時間勉強
  4. 休日の勉強時間
    • 土日で合計10時間勉強

【一週間の合計】
平日15時間 + 土日10時間 = 25時間

これが4週間で約100時間です。

(疲れていたり・体調が悪い日もあるので毎日同じペースではなかったです。無理しないことも大事。)

この原動力はどこから?

「負のエネルギー」を生み出すことになったざっくり経歴です。

・新卒でIT企業に就職(正社員)
・数年後、経理に転職(派遣社員)


その仕事に就いてみないとわからないことってたくさんありますね。

子どもの頃からお金の計算が好きで、学生時代はいつも学校で会計係をやっていて、会社経営にも興味があって・・・

と、要するに「経理」という仕事への「憧れ」だけで転職してしまったんです。


自分、甘かった…


憧れの経理の仕事に就いたのに…


全然思ってたのと違う…
(経理の方すみません。自分の勉強不足でした。)


年収が半分になって…


食費も、外出も、洋服代も控えるようになって…


会社にいけば、ロボットのような単純作業ばかり…


なにをやってるんだろう、私は…


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昔はユニクロの7,990円の「カシミヤセーター」を色違いで2枚買えたのに、今では3,990円のセーターさえ高く感じる…。

(↑これ、結構ダメージ大きいです)


毎日虚しさ(むなしさ)と悔しさで心がいっぱいになり、


家に帰れば枕を濡らす日々がつづき…


負のエネルギーが爆発したある日、

ふわっふわの「カシミヤセーター」を着ているユニクロのマネキンに向かって、私はこう誓いました。


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このままじゃいけない!


勉強する!


これが、私の原動力です。

目的×動機づけ

ここからは「なぜ勉強に没頭できたか」を客観的に分析していきます。

私たちが何らかの【行動】をするとき、そこには【目的】と【動機】があります。

・【行動】
○○する

・【目的】
●●のために○○する

・【動機】
■■だから○○を頑張る(=○○を頑張れるモチベーションは■■である)


私の場合は、

・【行動】
VBAを勉強する

・【目的】
作業効率化のためにVBAを勉強する

・【動機】
単純作業ばかりの虚しい現状を変えたいから頑張る


自分の【行動】に対して【動機】が曖昧(あいまい)だと、途中で挫折したり、やる気が出なかったりしますね。

動機づけが曖昧な例
【行動】ダイエットする
【目的】キレイになるため
【動機】
体型にコンプレックスやトラウマがある、見返したい人がいる、などの動機があると強いです。


つまり、【目的】だけでなく、【動機】を明確にすることが大事です。


私の場合、

【目的】×【動機】

が見事にマッチして、大きなエネルギーを生みました。

「作業を効率化したい」という【目的】だけでも勉強はできますが、月に100時間も勉強するエネルギーは出なかったです。


【目的】を持つことは簡単だけど…
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【動機づけ】できるかが分かれ道!
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 ↓ 
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動機づけとは

心理学で、生活体に行動を起こさせ、目標に向かわせる心理的な過程をいう。内的要因と外的要因の相互作用で成立する。モチベーション。

ひとつ例を上げてみます。

【行動】受験勉強をする
【目的】●■大学に合格するため
【動機づけ】の例
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このように、同じ【目的】に対する【動機】は人それぞれ・種類もさまざまです。

・内発的:自分の内面から自然と湧き出るもの
・外発的:他人の目・評価・罰・プレッシャー等によるもの


私の【動機】を下記のマトリクスに当てはめると、
・①VBAの勉強おもしろい!
・②虚しい現状を変えたい
・③なし
・④なし

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経験的には、②と④のネガティブ系の動機のほうが強いです。

「~しなきゃヤバイ!」という「切羽詰まる系」や、

「~を見返したい!」という「なにクソ系」は強い原動力になります。


例えば「TOEICで800点とる」という【目的】に対して、

「勤務先が外資系に買収された。(期限)までにTOEIC800点とらないとクビになる(ヤバイ!)」

のようなものです。

ポジティブ系の動機の場合、そのポジティブな状況が実現しなくても痛くないですよね。


まとめ

【行動】するためのエネルギーを維持・継続させるためには、

✔【動機】を明確にすること

✔「自分で自分を動機づけ」られるようになること

✔【動機】は自分だけのものでよい!


私の「原動力」の話を読んで(はぁ?)って思った方、正直たくさんいると思います。

その人の動機・モチベーションなんて他人にはわからないものです。

自分の動機を誰かに共感してもらう必要はありません

『勉強してるけど、なんかやる気が出ない』というあなたへ

動機は明確ですか?

それは、カッコわるくても、みじめでも、恥ずかしくても、なんでも良いんです。

もう一度言いますが、誰かに共感してもらう必要はありません


「自分で自分を動機づけ」て、最強のエネルギーを生みましょう。

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