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ノンプログラマーによるノンプログラマーのためのやさしい解説付き

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臨時出費があっても大丈夫!今月の支出を賢く減らしたい!

これから書くことはいわゆる「節約術」のようなものではありません。

『なーんだ、じゃあ帰ろう』なんて言わずに、お時間が許すのであれば最後までお付き合いください。


家計管理に興味がある方にとっては、きっと面白い内容ですよ!

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出費を減らしたい

私は視力が悪いので、

  • 「メガネ」
  • 1日使い捨ての「コンタクトレンズ」

を併用しています。

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「節約」を意識し始めてから、

(毎月の出費を抑える方法はないかなぁ~)

と思っているところに、臨時出費発生。

コンタクトレンズのストックがなくなったので、購入しにいきました。


『出費を抑えたいならコンタクトやめてメガネ一筋にしろ!』というご意見はいったん置いておきます。

1day使い捨てコンタクトレンズの話

1箱30枚入りで3,900円
(乱視用なのでお高め)

両眼分・左右3箱ずつをまとめ買いします。
1箱ずつだと高くて、まとめ買いで安くなるんです。

合計で3,900×6=23,400円

これは痛い出費・・・


1day使い捨てとはいっても、毎日装着するわけではなく、メガネで過ごす日もあります。

仮に、

月の半分・15日使用する場合、まとめ買いしたストックがなくなるのは6か月後です。

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この図を見ただけでお気づきの方もいるはず・・・


(まとめ買いした日付で一括計上するのって、どうなのよ?!)
※Excelで家計簿をつけてます

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費用計上のタイミング

「まとめ買いした日付で家計簿に記帳する」という処理方法は、会計用語でいう「現金主義」にあたります。

【現金主義とは】

現金の収入・支出があった時点で収益・費用を認識する(現実に収入・支出があった時点を基準とする)という基準をいう。

コンタクトレンズのように、「購入日付」と「実際の使用日」が異なる場合、現金主義はなんだか違和感があるんですよね。


それに対して、このような基準もあります。

【発生主義とは】

現金の収入・支出に関わらず、取引の事実が発生した時点で収益・費用を認識(計上)するという基準をいう。


取引の事実が発生した時点で費用を計上する
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つまり、家計簿への計上日を、「まとめ買いした日付」ではなく「実際の使用日」とするのです。

最終的に「当月費用」がわかればよいので、
・レンズ1枚当たりの単価
・当月の使用枚数
から、当月費用を算出します。

【計算式】
[レンズ1枚あたりの単価]×[当月の使用枚数]=[当月のレンズ費用]

[レンズ1枚あたりの単価]は、

1箱30枚入り3,900円
→130円/枚
→両眼に着けるので、1日で260円です。

Excelに毎日の使用有無を入力し、[単価]をかけて[当月費用]を算出します。

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まとめ買いの23,400円が、たったの3,120円になりました!

(えっ?毎日入力するの?ひぇー)なんて言わないでください。

じゃあ、メガネを購入した場合は?

それでは「メガネ」を購入した場合はどうでしょうか?

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「メガネ」も安くはない買い物です。


これも、購入日付で家計簿に一括計上するのは違和感ありますよね。

なぜなら、

取得日以降、長年にわたり使用すること

が想定されるモノだからです。

そう、「メガネ」は「資産」なのです!(強引)

メガネは資産だ

メガネは立派な資産です。

【イメージ】※金額は架空の値です
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もっと言えば、「メガネ」は生活に欠かせない「有形固定資産」です(強引)

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※就寝時は外します

そこで、

①いったん「資産」という扱いにする。(出費として計上しない)
②減価償却の考え方で毎月費用計上する。


(例)※10万未満ですがそこは気にしない

取得価額 ¥18,000
残存価額 ゼロ
取得日 2018/6/1
耐用年数 3年(=36ヶ月)
処理方法 定額法・直接法

※耐用年数はざっくり
ちなみに私は今のメガネを5年ほど愛用しております。

【償却までの仕訳】
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こうすることで、18,000円のメガネ500円にすることができるのです!

これが、臨時出費を賢く(?)減らす裏ワザです。

まとめ

臨時出費があった場合でも、出費内容によって家計簿への計上方法を工夫することで、対象期間の費用を正確に把握できるのです!

①使用期間・使用日を考慮して計上するもの

「一括払いしたが【高価】かつ【長年】にわたり使用するもの」です。

※【高価】【長年】の基準は各家庭で異なります。

ざっと思いつくものは、
・メガネ
・腕時計
・カバン
・ノートパソコン
などでしょうか。

②支払日に一括計上するもの

支払ったその日に完結する性質のモノ・サービスなどは、一括計上します。

・旅費交通費
・結婚式のご祝儀
・高級レストランのコース料理
など


ここまで読んでいただいても、

『でも、メガネを購入して18,000円が無くなったのは変わらないでしょ?』
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って思いますよね。


この記事で一番伝えたいことは、

臨時出費を憂いて節約に走る前に、まずは購入したモノの性質を見極めて家計簿をつけると面白いですよ!ってことです。

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最後に

以前、この記事の内容を経理の同僚に話したら『こまかすぎっ!!』と、思いっきり引かれました。
(家計簿つけてること自体にまず驚かれました…)

経理関係者でも引くような内容なので、この記事を読んでくれた方の9割程度はさぞ引かれていることと思います。

※専門的な士業の方から見たらおかしな点もあるかもしれませんが、あくまで個人の家計簿なのでご容赦ください。

1割の人にでも共感してもらえれば嬉しいです。

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