基礎から学ぶVBAプログラミング教室

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【Windows】ファイルはコピーせずにフォルダ構成のみをコピーする方法

業務単位で決まっているフォルダの構成を新しい業務でそっくりそのまま使用したいとき、みなさんの会社ではどうしてますか?

私の経験では2つの方法がありました。

【方法1】既存のフォルダ構成を見ながら、それと同じになるように手作業でひとつずつ作成

【方法2】あらかじめ「ひな形フォルダ」を作成しておき、業務単位にそれをコピーして利用
「ひな形フォルダ」を定期的にメンテする人がいないと、実態と合わなくなることもあり…


今回の記事で紹介するのは「既存のフォルダ」を「フォルダのみコピー」する画期的な方法です。

f:id:excel-accounting:20180627234537p:plain:w500

この記事でできること

この作業は人によって呼び方が異なり、言葉では伝わりにくい部分もあるので図にしてみました。

  • フォルダのみをコピー
  • フォルダ構成をコピー
  • ディレクトリ構成をコピー

すべて下記図のことを指しています。

f:id:excel-accounting:20180627215804p:plain

作業に必要なもの

Windows標準アプリの「コマンドプロンプト」のみ

※標準アプリ:初期状態で備わっている機能

コマンドプロンプトって何?という方はこちらをご覧ください。

業務でお急ぎの方はとりあえず飛ばして大丈夫ですよ!

作業手順を解説していきます

このような状況を想定した解説です。
[第1四半期]フォルダ配下には、先のイメージ図と同じ構成のサブフォルダが存在します。

f:id:excel-accounting:20180627220917p:plain

【手順1】コピー先の「新規フォルダ」を作成する

[第2四半期]という新規フォルダを作成します。(これは手作業)

この時点では空フォルダです。

f:id:excel-accounting:20180627220852p:plain

【手順2】コマンドプロンプトを起動する

アドレスバーをクリックして編集モードにします。
f:id:excel-accounting:20180627221025p:plain

cmdと入力してEnterキーを押します。
f:id:excel-accounting:20180627221101p:plain

コマンドプロンプトが起動しました。
f:id:excel-accounting:20180627221116p:plain

【手順3】フォルダ(のみ)をコピーする

起動したコマンドプロンプトに「コピーコマンド」を入力します。

ここからちょっとむずかしく見えるかもしれませんが、解説通りに作業していけば大丈夫ですよ。


まず、コピーの文法はこれです。

xcopy /t /e "コピーフォルダ名" "コピーフォルダ名"


この文法をもとに、この記事でやりたいことをあてはめると、こうなります。
xcopy /t /e "第1四半期" "第2四半期"
第1四半期フォルダの構成を第2四半期フォルダにコピー)

フォルダパスの>マーク右隣のカーソル点滅箇所にコマンドを入力します。

f:id:excel-accounting:20180627222127p:plain

【方法1】直接コマンドを入力する

点滅箇所に入力後、Enterキーを押してください。

f:id:excel-accounting:20180627221622p:plain

【方法2】メモ帳などにコマンドを作成してそれを貼り付ける

f:id:excel-accounting:20180627224038p:plain

作成したコマンドをコピー(Ctrl+C)してから、

下記のいずれかの方法で貼り付けて、

Enterキーを押してください。
(コマンドプロンプトのバージョンによって異なる)

  • Ctrl+Vで貼り付け
  • 右クリック
  • 右クリック→貼り付けを選択

f:id:excel-accounting:20180627221622p:plain

作業終了!

フォルダの中身をのぞいてみてください。

そっくりそのままコピーされていますよ。
f:id:excel-accounting:20180627223210p:plain

いますぐ試せる方は試してみてくださいね。

コピーコマンドの解説

フォルダのみをコピーできた呪文のようなコマンドの解説です。

xcopyファイルやフォルダをコピーする
/tファイルが存在するフォルダのフォルダのみをコピーする
/eファイルが存在しなくてもコピーする

この3つを組み合わせることで「フォルダ構成のみをコピーする」ことができます。

空フォルダもコピーするか?

コピー元に「空フォルダ」がある場合、それもコピーするか否かを選択することができます。

(当初必要と思って作成したけど結局使わなかった場合など)

/eオプションは「空フォルダでもコピーする」という意味ですので、これは無しでもOKです。

xcopy /t "コピーフォルダ名" "コピーフォルダ名"

これを実行するとこうなります。
f:id:excel-accounting:20180627230134p:plain


先に説明した/eがあるパターンだと、この「空フォルダ」もコピーされます。
(=フォルダ構成をそっくりそのままコピー)

用途に合わせて使い分けてみてくださいね!


この記事のように、特別なソフトウェアやプログラミングを使用しなくても、Windowsの標準機能だけでできることってたくさんあるんですよ。

こちらのカテゴリにまとめてるのでぜひご覧くださいね!

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